三菱地所にとっては、平成13年の『パークハウス鶴見本町通り』以来の久々の鶴見物件です。南に栄町公園の豊かな緑と大きな空が広がる四方角地に誕生、南向き住戸中心の構成で、平安小学校徒歩5分、イトーヨーカドー徒歩4分、ヤマダ電機徒歩7分と生活利便性は申し分ありません。
ネックはやはり駅距離です。この点については、現地から徒歩3分の臨港バス停留所「県営住宅前」から川崎まで約15分とスムーズにアクセスが可能、とされています。このほか、鶴見川に近いことから、氾濫の危険性を心配する方もいらっしゃいます。
販売予定価格は、専有面積65.10u〜80.00uに対し3,570万円〜5,270万円とされており、これを単純に坪換算すると、坪単価181万円〜217万円となります。標準相場をごくおおまかに試算すると、169万円[鶴見市場一昨年坪単価]×1.051[地価上昇補正]×0.959[駅距離補正]=坪単価170万円となりました。
「鶴見市場」駅が最寄りとなる物件では、ナイスの『ナイスブライトピア横濱鶴見』(総戸数150戸)が、同駅徒歩6分で平均坪単価190万円、最後は坪単価160万円程度で販売し、最近完売しています。『ナイスブライトピア横濱鶴見』と比較して駅距離が倍近くある本物件ですが、一説には南向き住戸は坪単価200万円〜230万円との情報であり、割高となることは否めません。
周辺の環境の良さ・生活利便性、そして三菱地所の「パークハウス」ブランドをどれだけ価格に上乗せできるかが判断のポイントです。第1期価格発表会は今週末の6月7日(土)・8日(日)、完成予定は来年3月下旬、入居予定は来年5月下旬となっています。
公式ホームページ ⇒パークハウス鶴見栄町公園
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