オリンピック効果でにぎわう中央区晴海の免震ツインタワーで、ガラスカーテンウォールを纏い、頂きにはフィンをデザイン、海と空をイメージした青いLEDが煌めきます。敷地面積は15,000平米以上で、約200メートルが運河に面し、1階の遊歩道、2階のデッキ、3階のスカイデッキを設け、低木から高木まで緑の重層構造を構築するなど、大がかりなランドスケープです。
二層吹き抜けのグランドエントランスやホールはラグジュアリーなホテルをイメージ、周辺には高層建築物が多く、開放感のある方角は限られますが、それを補って余りある高級感あふれる造りです。このほか、交通の不便さを補う「新橋」駅までの住民専用直通バス運転の計画や深夜2時まで入れる大浴場など、魅力には事欠きません。
販売価格はオリンピック効果や売主スタンスを考慮して相当高くなるものと想像されましたが、期待にたがわぬ(?)価格設定となりそうです。第1期販売は3月上旬が予定され、眺望が確保できる34階以上の上層階の住戸が想定されています。専有面積70平米タイプが6,800〜7,800万円、100平米タイプ角部屋が11,800〜12,800万円で、平均坪単価345万円程度、角部屋では坪単価400万円程度からというイメージです。
また、のらえもんさんのブログによれば、42階の価格が明らかになっており、中住戸が325.0万円〜367.4万円、角住戸が345.5万円〜421.0万円という水準でした。
標準相場をごくおおまかに試算すると、266万円[勝どき坪単価]×1.000[駅距離補正]=坪単価266万円となりますが、特に東京オリンピック開催決定以降、湾岸では従来の物差しがますます通用しなくなっています。晴海ではこの価格が普通になっていくのかいかないのか、本マンションが一つの基準となることは確かでしょう。
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